変化る

持込まれたお茶をお客様と一緒に楽しませていただきました。

お茶は愛媛産の有機肥栽培。一芯二葉手摘みという高級茶なのだそうです。
開封するとよく撚られた茶葉とともに強めの火香が感じられましたので、とりあえず一般的な淹れ方に準じて淹れてみることになりました。

でその一煎目。
火入れの香りから想像していた味とは異なり、うま味は感じられるものの苦味渋味のほうが強く感じられ、二、三煎目もこの感じかな〜とか思っていたところ
二煎目は渋味が突出し、このまま渋味が増してゆくのかとか思っていたら

三煎目で「苦味」「渋味」「うま味」の三つのバランスがとれて上級煎茶感満載!?
それが三煎目で出てくるというのもビックリですが。
最後は熱湯で四煎目。ここでの味は「番茶」のそれで。

自分も結構お茶を淹れていて、ある程度「このお茶ならこういう味の変化をしてゆくんだろうな〜」という予測はできるのだけど、一煎毎にここまでキャラクターが変わるようなお茶はあまり記憶にありません。

一般的な淹れ方でやってみてこれですからお湯の温度であるとか浸出時間とか変えてみると違った結果になるのかもしれません。

そういう意味でこのお茶は「淹れ手にとって面白いお茶」であるのかもしれません。
逆に、お客様にご説明するのが難しいお茶なのかもしれないですねえ。

とはいえ、なかなか面白いお茶を飲ませていただきました。