奈良に行ってました

奈良産のお茶「大和茶」を紹介するというイベントがあるというご案内をいただき、その中に気になるお茶があるかもしれないと思ったので奈良の図書情報館まで行ってみる事にしました。


気になるお茶とは奈良県在来種実生選抜された「やまとみどり」という品種のお茶です。

数年前この品種の煎茶を飲む機会があり日本茶の優等生「やぶきた」とはまた異なるバランスの良さに感心した覚えがあったのです。


それをなんとか手に入れる事はできないだろうか?と思っていましたが対応に当たっていただいた県職員の方にお聞きするとこの品種。

遺伝的純度は高いのだけれども晩生で摘期のタイミングが難しい上に栽培面積、収量ともに少なく一般の目に触れる機会の少ないお茶なのだと。


だけれども奈良県の優良な品種として少しでも認知していただきたいという事を仰っていました。確かにそうなればいいですね。


さて今回試飲させていただいたものは被覆栽培。茎のみ選別。火入れ弱めというものでしたが、はじめてこの品種のお茶を飲んだ時の味の記憶とはやや異なるものでしたがバランスの良さに変わりはありませんでした。

飲んでみるとやはり「素直でええお茶」やなあとは思いますしご紹介できるものなら扱いたいところですが手に入るかどうかはわかりません。ただ、煎茶ではありませんが、やまとみどり実生を使って作られた紅茶だけは自分のストック分として手に入れました。すみません。


あと珍しいものでは「十津川の釜炒り茶」の実物を見ることができました。

これまた見かけない。ましてや釜炒り。このお茶自体恐らくは地域で消費されて終了するようなお茶で地方番茶に近い位置付けと考えてもよさそうです。試飲はかないませんでしたが是非飲んでみたいと思いましたので入手可能かどうかをお聞きしておきました。


というわけで、もし状況が変われば改めてお知らせいたします。